みなさんこんにちは!!

お久しぶりです。川平屋五代目の伊藤です。

寒さが日に日に和らいできて、少し過ごしやすくなってきた

今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか。

さてさて本日はお振袖の染めの種類に

ついてご説明したいと思います。

お振袖の染め方は大きく分けて2つあります。(綿密に分けるといろいろある)

①ひとつはインクジェット染色と言って機械で染めるものです。

それがこちら↓↓

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この技法は約25年くらい前から生まれた技術で、

今のお振袖世代のお母様くらいのときは存在しませんでした。

機械で染めるため、手染めに比べて手間ひまがかからず、安価でお振袖を

染めることができます。

その証拠に裏を見ると、少し白がかったような色をしています。

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昔に比べて、お振袖の平均単価が

安くなったのもこれが原因です。

お母様の時代は手染めがほとんどであったため、

お振袖も平均的に高かったですが、今はお振袖の値段自体が下がっています。

ようするに値段の違いは手間暇によるものなんですね。

レンタルショップさんや、写真館さんにおいてあるものの

ほとんどはこのタイプが多いと思います。

 

②もうひとつは手染め手描きのタイプです。

こちらは名前のとおり人間が手作業で作成したお振袖です。

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昔、インクジェットのない時代は、全てのお振袖が

この技法で作られていました。

しかし、後継者不足などの理由で手描きの振袖の

生産量は下がっていきました。

もちろん手間暇がかかりますので、インクジェットよりも

値段は高価になりますが、生産量が少ない分、

希少性はあがります。

裏を見てみると↓↓

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裏まで色が入っていますね!!

手描きのものは古典的な柄が多いので、

値段は高価ですが、長く、20代後半くらいまで

着れるタイプのものが多いです。結婚式場などにも

自然になじんでくれるのがいいところです。

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青柳の桶絞り手描き友禅振袖

 

このようにお振袖でもいろいろな振袖が

ありますのでぜひ選ぶ際のポイントにしてみてくださいね。

川平屋は、呉服専門店として

購入商品ではインクジェット、

手描きのもの両方とも数多く取り揃えております。

またレンタルでもインクジェットだけでなく

手描き振袖のレンタルも行っております。

1000枚の数多くの選択肢の中から

川平屋で最高の振袖を見つけてくださいね♪

以上、五代目がお送りいたしました~。

 

和ギャラリー 川平屋
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