こんにちは!先日、七夕で娘が保育園から持って帰ってきた笹と短冊に
季節感と懐かしさを感じた川平屋のくまモンこと北村です♪
皆さんは何か願い事を短冊に書きましたか?
ニュースでもやっていましたが、昨今のコロナウィルスの影響から
通常であればイオンなどにも設置している笹も、感染拡大予防を考慮し、
イベントとしてやっていない商業施設も多いのだとか。
大雨で各地で天災被害があったり、コロナウィルスであったり
今年はみんなで被害にあった地域の復興や終息を願いましょう。
さて本日はタイトルにある【全国紬】のご紹介です♪
紬は本物の着物通や着物好きが愛する着物というイメージがありますよね!
私が生まれ育った愛知県はフォーマルの意識の高い地域であり、
お嫁入りでも菓子まき、餅投げ、タンスいっぱいに着物をもたせた、「名古屋婚」
ということがあった地域としても知られています。
現在でもお嫁入する際は訪問着、色無地、黒紋付きを用意される方がいらっしゃいます。
では紬ってどんなものなの?という方も多いと思いますので、
簡単にご紹介いたしますね♪
絹糸は繭の繊維を引き出して作られるのですが、
生糸を引き出せない繭を真綿にし、
真綿から糸を紡ぎだしたものが紬糸であり、
紬糸で織ったもの紬といいます。
紬糸は手で撚りをかけるため太さが均一ではなく、
玉繭から作られる糸は2本の糸が複雑に絡まっており、節の多い糸になります。
本繭から作る絹糸を用いた布の表面が絹独特の光沢を帯びるのに対して、
紬は鈍い光沢を放ち表面に小さなこぶが生じ、独特の風合いを持ちます。
耐久性に非常に優れ、古くから日常着や畑仕事での野良着として用いられていました。
江戸時代には贅沢禁止令が出された折に高価な絹物を着ることが禁止され、
町人たちは絹を着ることを諦めずに「遠目からは木綿に見える」ということで工夫し、
絹であるのに木綿と言い張って着ることができるようになるようにと
好んで着るようになったという説もあるのだとか。
色合いが渋い上に絹なのに絹らしい光沢を持たない、
さりげなく趣味の良さを主張できる粋な着物として人気を博しました。
当時は、農村の若い女性にとっては大切な収入源であったため、
紬の名産地である米沢の女性たちは丹念に織り上げた布を出荷する夜には
別れを惜しみ「米沢の女性は紬を抱いて寝る」とも言われていました。
織りに手間がかかることもあって現代では着物好きの人が
趣味的に着用し、外出着や洒落着として用いられることが現代では多くなっています。
寒い地方であれば、体温を保つために保温性のあるように、
暖かい地方であれば、涼しくべた付かないようになど
産地によって特色がしっかりあるのも紬の面白さかもしれませんね♪
そんな産地がバラバラの紬を今回一挙に集めて、
川平屋豊田店だけで見ることができる【全国紬】を開催いたします♪
期間は7月16日(木)~19日(日)に開催いたします!!!
着物好きの着物好きによる着物のためのイベントですので、
お時間合う方は、是非いらしてください♪
みなさんに見て欲しくて、こんなにたくさん
これってどこの紬なの~?と気になるような展示にしました!!
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