こんにちは。川平屋の齋藤です。
とても暑い日が続いていますね。

熱中症には気を付けてお過ごしください。
私も水分と塩分補給をこまめに暑さに負けずにいこうと思います!

本日ご紹介するのは、私がとても大好きで夏にオススメな小千谷ちぢみです。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、小千谷ちぢみは新潟県の小千谷市で製織されている夏着物で麻100%の織物です。
冬季間の雪に閉ざされた生活が機織り仕事に集中できたこと。盆地特有の湿度を保つのに適していたこと。また、雪面に織り上げた布を漂白する「雪晒し」や雪解け水からなる豊富な軟水が染色に最適だったこと。さらに、信濃川の水運を利用した輸送に最適な産業であったことなどから新潟は織物の産地として栄えてきました。

17世紀に現在の兵庫県明石から移り住んだ堀次郎将俊公が、それまであった越後麻布に明石縮の技法を加えて生まれたとされています。

強撚糸の緯糸が生む「シボ」が特徴で、その凹凸により肌との接地面が少なく、吸水・発散性に優れています。
暑がりな私でもこの小千谷ちぢみのおかげで夏の装いを楽しめています!笑

着始めは、糸に糊付けがされているため麻のシャリ感を感じていただけますし、洗濯や着用を繰り返すことで、
糊がとれ生地の風合いの経年変化を楽しんでいただけます。

私も今年3年目を向かえる小千谷ちぢみを持っていますが、年々その風合いが変化するのが魅力的だなと思いながら着用しています。
皆様にも、小千谷ちぢみの涼感や着心地の良さを直接お伝えできれば嬉しいなと思っています。

夏を浴衣で楽しむのも良いですし、本格的に楽しむなら小千谷ちぢみをオススメします。

今年は特に暑い日が続いているので、活躍すること間違いなしです!!!